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2020.02.12 新型コロナウイルス感染症について
文部科学大臣からのメッセージ(2020/02/07)

各大学においても「感染者への追受験」や「感染が疑われる場合の振替受験」についての有無等、情報発信されていることと思います。
そのような中、2020年2月7日に「保護者、学校の教職員の皆さんへ」と題した文部科学大臣からのメッセージが発信されました。

特に目新しい情報はありませんが、これからは(受験生来校に加えて)次年度入学検討者向けのオープンキャンパスも始まり、学内にはなおいっそう多くの人が来校されることと思います。
教職員の皆さんにおかれては来校者に感染させたり、逆に感染させられたりすることの無いよう、学生スタッフをはじめ、学生指導に対しても適切な対応・ご配慮をお願いいたします。


感染症対策の基本は「手洗い」と「咳エチケット」

 文部科学大臣からのメッセージ「保護者、学校の教職員の皆さんへ」より

 

手洗いは基本ですね。学校や教室の入口には、ポンプ付きの手指消毒剤を設置している学校も見受けられます。
オープンキャンパスで昼食やおやつを出している学校は特に最新の注意が必要でしょう。
また、体験授業でいろいろな装置・共有物を触るような実習がある場合も要注意です。
終了時には石鹸で手を洗うなりアルコールタオルや消毒剤を使わせるなり勧めた方が良いでしょう。こういった用意や注意をした方が感染のリスク対策上良いです。
さらに、広報上の観点でも「社会情勢に敏感で」「学生を大事にしてくれている学校」として信頼感を獲得できるというプラス効果も期待できます。

なお、上記ポスターの「正しいマスクの着用」について記載はありませんが、意外と知らないのが「マスクの裏表」。
ヒモとマスクの「つながっている」部分が「外側」にくるようにしてください。なぜならそちらが「表」だからです。
どうしても、見栄えの悪い接着部分は内側にしがちですが、このヒモのつなぎ目が見えている方を外側にしたほうが、頬との隙間は出来にくい=つまり、顔に密着しやすいのです。

 

マスクや代替物がないなら「袖エチケット」を

最も簡易な咳エチケットといえばマスクですね。とはいえ、現在、マスクがなかなか入手できない状況にあります。いずれ改めて出回るとは思いますが、それまでは昔ながらの手縫いマスクや、ネックゲーターを複数用意してこまめに洗濯して対応する方、過去に警視庁が紹介しているキッチンペーパーで作れる自作マスクで対応する方(そうそういないとは思いますが)様々だと思います。

いずれの方法も厳密にウィルスを防げるわけではありませんが(そもそも普通のマスクでもそれだけでウイルスを確実に遮断することはできませんが)、ウィルス自体の大きさは非常に小さなものとはいえ、咳、くしゃみには水分やホコリも付着しているので(ウィルス単体に比べればその大きさは)大きくなります。マスクの代替物やティッシュ等、何かで覆えれば、空間を漂う可能性、ツバ等のしぶき拡散による周囲の汚染の可能性を減少させる効果はあるでしょう。

しかし、いまマスクはつけていない。ハンカチ手元にない。あいにくティッシュを出す猶予もない。しかし、咳やくしゃみは待ってくれない!どうしよう!

決してベストな方策ではありませんが、そんな「とっさのとき」は「袖エチケット」上着の内側や袖(そで)で口を覆うという方法です。

いざという緊急時にもスムーズに動いて周囲への迷惑を少しでも抑えるために、これは習慣づけておきたいですね。


厚生労働省には「進撃の咳エチケット」というポスターやリーフレットが用意されています。啓発目的での使用が可能な啓発ツールです。学生への啓発に活かしやすいと思います。

厚生労働省「咳エチケット
厚生労働省啓発ツール「進撃の咳エチケット」A2軽量版A4軽量版
※啓発目的以外での、無断使用を禁じています

これからの「春のオープンキャンパス」ではたくさんの高校生が貴学を訪れます。
貴学や貴学学生が感染源にならないよう、ぜひ気をつけて指導なさってください。


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