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2019.12.26 中高生のリアル1
格安スマホが中学生のスマホ所有増傾向に拍車

題して中高生のリアル」

数回にまたいでご紹介いたします

今どきの中高生の実態を知る基礎データとして御覧ください

(日本インフォメーション株式会社様よりご提供いただいた調査データに当社が解説を加えご紹介いたします)

調査手法:Web調査 エリア全国 / 対象者:中学生・高校生男女 / サンプル数:1200サンプル / 割付:各学年男女ごとに100サンプルずつ、均等に割付 / 調査時期:2019年8月 ※前回調査は2016年8月に、同様の設計で実施。


まず第1回は中高生のスマートフォン所有率です。

 

スマホ所有率はますます高まっています。

それでは次に、中学生と高校生別に所有率を見てみましょう。

 

やはりスマホは高校生に必要不可欠ですね

中高生のスマートフォンの所有率は、2019年で77.3%と、2016年より15.9pt増加しています。
高校生では94.5%にのぼり、スマホが必要不可欠なものであることがあらためて確認できますね。

 

それにしても気になるのが、見逃せないレベルに達している格安スマホ率です。

 

格安スマホは高校生に多いだけでなく、
その次の世代の中学生のスマホ所有率までをも引き上げでいます

「格安スマートフォン」が中学生・高校生ともに2割弱を占めています。
特に中学生の所有率の引き上げに寄与していることに注目しておきたいです。

 

では、格安スマホがこのまま若い世代への普及が進行した場合の注意をいくつかあげておきましょう。

メールアドレスの更新管理は必要

格安スマートフォンの場合、大手キャリアのメールアドレスを引き継げませんので、保護者の判断で格安スマートフォンに中途で切り替えた中高生についてはメールアドレスがフリーメールに切り替えている可能性があります。その場合、学校データベースの更新は必須です。
オープンキャンパス参加申込み書や出席票等の記載には念の為注意して名簿更新管理することが必要でしょう。

 

格安スマホ所有者へのTELマーケティングには要注意

次に、通話時間にも注意が必要です。多くの場合、(特別なかけ放題プラン契約をしない限り)通話時間に応じた通話料金の発生がデフォルトの格安スマートフォンでは長時間の通話は好まれません。

もし貴学がテレマーケティングを行うのであれば、通話時間も考慮に入れておきましょう。

Ymobileでは一部例外を除き「1回あたり10分以内」の国内通話は総て無料と大変サービスが良いですが、無料なのはあくまでも「10分以内」です。他社のプランなどでは、かけ放題プラン契約であっても「何分何回まで」という制限がかかる場合もあります。

 

発信タイミングやデータ量にも留意

さらに、格安スマートフォン会社は通信回線をレンタルしているため、アクセスが集中し混雑する時間には速度が遅くなる傾向があります(データフリー対象サービス等の特約を除く)。
そのため、7〜9時の通学時間や、お昼時、17~19時台の下校時間などには遅くなりがちです。

もちろん、LINEやTwitter程度なら通信の遅い時間であっても大きな問題はありませんが、
学校としてHD動画などの高画質動画での広報の仕掛けを行うにはこの時間は不利となる、そんなターゲットが含まれることになります。
また、重い作りのWEBサイトもこの時間は不利でしょう。

オープンキャンパス動員広報の仕掛け等で、この時間帯を重視した広報の仕掛けを行うのであれば、仕掛けのランディングページ(受けページ)となるWEBページが軽快に操作できるかどうかも企画やクリエイティブのポイントに置いてみてください。

 

「中高生のリアル2」続きます。更新お待ち下さい。


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